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１２日の大地震が発生した四川省と陝西省の境界付近で、２７日から大きな余震が発生し、４２万棟の民家が新たに倒壊したと新華社が伝えた。
倒壊された家屋の上で教科書を片付ける生徒
関係筋によると、四川省青川ではマグニチュード（Ｍ）５．４、陝西省寧強ではＭ５．７を記録。青川では重傷者６人を含む６３人が負傷し、寧強では１人が負傷した。
決壊の恐れがある北川チャン族自治県の「唐家山土砂崩れダム」（せき止め湖）の下流域では、住民約１５万人の避難が進んだ。
倒壊された家屋の側で炊飯する女性
温家宝首相は27日午後、総指揮部第14回会議を開き、中共中央政治局会議の決定を報告し、これまでの震災救援活動を総括し、今後の任務を検討し配置した。
同会議では今後の重点的な活動として（1）負傷者の緊急治療（2）被災者の生活の十分な手配（3）感染症予防作業の全面強化などの8項目を挙げた。
四川大地震で国内外の寄付がこのところ殺到している。総額は２７日時点で２４７億元（1元約１４円）を超えている。
（編集：章坤良 写真：新華社）
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