上海の医療救援チームはどんどん地震災害地区に入っている。18日朝、第2陣の3人の医療隊員(その中の13人は防疫隊員である)が浦東空港から出発し、災害地区現場で緊急用の医療救援物資も同機で四川に送られた。これは上海市衛生局から地震災害地区へ配置した四つ目の医療、防疫救援チームである。これまで、上海が地震災害地区に配置した医療、防疫、救援人員は約600人である。上海市衛生局党委書記、局長の徐建光氏、副局長の夏毅氏らが医療チーム隊員を見送った。
今回上海から派遣された60人の医療人員はいずれも、災害地区で一番足りない医療人員である。そのうち、ICUの医師が20人、腎臓内科の医師が30人、院内感染科医務人員が10人だった。上海市衛生局は市、区二級医療機関から経験豊富で、質が高く、立派な技術を持っている医務人員で組織された第2陣の医療チームである。医療チームの隊員は、華山医院・中山医院・瑞金医院・華東医院・華医院・仁済医院・第1人民医院・第9人民医院・第10人民医院・曙光医院・同済医院・児童医院・胸科医院・第3人民医院・金山医院・浦東新区衛生システム・普陀区衛生システム・長寧区衛生システム・宝山区衛生システム・閔行区衛生システムなど26の単位である。その中には、主任医師18人・主治医師21人・主任看護士1人・副主任看護士1人・主管技師2人・看護士2人と他の副高職称専門技術人員3人がいる。
今回、市衛生局が配置した第3回目の支援救済防疫チームはすべて市、区衛生監督機関と市精神衛生中心の業務リーダーから成っている。大部分の人は、中高級の技術職称を持っている。災害地区に着いた後、積極的に衛生防疫、健康教育と心理危機予防作業を始める。
市衛生局党委書記、局長の徐建光氏によると、上海衛生システムは全業界が動員され、全部の力を尽くして災害地区の支援工作をし、最も立派な医務人員を配置し、最も有力な物資保障を提供して、災害地区の負傷者の命を救い、災害地区の公共衛生安全を守ることを最重要事項としている。
(実習編集 王ロヨウ)
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