中国国務院は２０日、四川大地震の犠牲者は同日までに３万４０７４人、負傷者２４万５９６３人、行方不明３万２３６１人に上ると発表した。

　一方、四川省の民間の核施設と放射性物質について、中国の周生賢環境保護部長は同日、四川省の成都市で「四川大地震が発生してから、素早い対応を取ったことから、四川省の民間の核施設と放射性物質はいずれも安全な状態にコントロールされている」と回答した。　

　周部長は「大地震によって、廃墟に埋まった３２本の放射性物質のうち、すでに３０本が回収された。残った２本の場所はすでに把握しており、その周辺地区に安全警戒ラインを設置した。環境保護部門の専門家は残った放射性物質の処理に力を入れている」と述べた。

（編集：章坤良）