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山東:新型インフル例が確認   四川:感染者が間もなく退院
2009 -5 - 14 9:38

 中国衛生部(省)は13日、「8日にカナダ航空(AC029)便でカナダから帰国した留学生の呂さん(19)が新型インフルエンザに感染していたことが確認された」と明らかにした。

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四川省で確認された患者・包さんの病状を取材する記者ら

 呂さんは帰国後、北京で3日間滞在した後、39度の高熱が出ている状況で列車に乗って山東省済南に移動した。そして済南市病気予防統制センターを訪ねて検査を受けた結果、疑い患者と判明、隔離治療を受けてきたが、この日、感染が最終確認された。

 これに先立ち、衛生部は民用航空局、公安省、北京市、天津市、山東省人民政府および関係部門とともにこの患者と密接に接触した人に対する捜索作業を展開し、発見した人に対しては医学的観察を行っている。

 衛生部は既に患者の関連情報をWHO・世界保健機関や香港、マカオ、台湾および一部の国に報告した。

 一方、四川省で確認された患者・包さん(30)の体温に今のところ異常はなく、症状もだいぶ回復し、間もなく退院するという。 

 新型インフルエンザの感染者数は日本時間14日午前1時20分現在、35カ国・地域で計6465人に達した。メキシコで感染確認者が164人増えたほか、スペインの患者数が欧州で初めて100人に達し、ベルギーで1人、初めて感染が確認された。中国本土と香港ではそれぞれ2例目となる感染者が確認された。死者はメキシコで2人増え、4カ国計65人。

(編集:章坤良 写真:中新社) 

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