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上海、83人のメキシコ機登場の隔離観察を解除へ(写真集)
2009 -5 - 8 10:00

 上海市政府報道官の陳啓偉氏が7日夜、4月30日のアエロメヒコ航空AM098便に搭乗した83人が医学的な観察が解除されたと発表した。

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家族団欒の喜びを=上海郊外で 

 一方、中国国家衛生部は7日夜、通達を出した。同通達により、7日19時30分ごろ、雲南省衛生庁の報告を受けた。雲南省疾病予防制御センターの検査により、AM098便に搭乗した最後1名の隔離されていた乗客が新型インフルエンザ(H1N1)の検査で陰性と判明し、既に隔離措置を解除された。  

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家族団欒の喜びを=上海郊外で

 この時までAM098便に搭乗したすべての中国大陸部からの医学観察に入っていた乗客は全員隔離措置を解除された。

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家族団欒の喜びを=上海郊外で 

 4月30日、AM098便は中国大陸部で滞留した乗客は計166名だ。これらの乗客はそれぞれ中国の18省・区・市で隔離され、医学観察に入っていた。

 5月 4日、メキシコは特別機を派遣して中国で医学観察を受けていたメキシコ籍公民 38人を帰国させ、残った128名の乗客は医学観察を受け続ける。

 新型インフルエンザの世界での蔓延を食い止めるため、国際社会は引き続き対策を強化している。  

 キルギス衛生省は7日、一連の対応措置を講じると同時に、ウィルスの伝来と感染拡大の防止に引き続き警戒するよう国民に呼びかけている。  国際獣疫事務局(OIE)のベルナール・ヴァラ事務局長は、「A型インフルエンザの感染に起因した死亡者の人数は、普通のインフルエンザより多いことはない。しかし、新型インフルエンザH1N1の感染力が強いため、一部の人の間でパニックを引き起こした」とし、「感染状況はすでに緩和の兆しが見えられる」と述べた。  

 アメリカの研究者もこのほど、「これまで、世界規模で蔓延したインフルエンザのウィルスと比べれば、新型H1N1インフルエンザのウィルスは心配されているほど深刻なものではない」という内容の報告書を発表した。  

 各国政府の発表などによると、7日までに新型インフルエンザは、南米のブラジルとアルゼンチンで新たに感染が確認されたほか、アメリカで感染した人が254人増え、これまでに感染が確認された人は26の国と地域で、あわせて2488人に上っており、死者はメキシコと米国で計46人。

(編集:章坤良 写真:東方ネット)

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