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上海、メキシコからの帰国者119人を1週間隔離・・・疑いを排除した船舶は日本へ
2009 -5 - 7 10:00

 新型インフルエンザ(H1N1)の感染が広がるメキシコに滞在していた中国人98人を乗せたチャーター便が6日午後4時32分(日本時間同5時32分)、上海浦東国際空港に到着した。到着後に行われた体温検査では、乗客、乗務員らともに正常だった。

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上海浦東国際空港に到着したメキシコに滞在していた中国人

 搭乗者らはこの後、専用バス3台で上海の浦東新区内にあるホテルに移動し、約7日間の医学的経過観察を受ける。経過観察中に万一、発熱患者が出た場合は感染を疑い、指定の医療機関に搬送するという。

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上海浦東国際空港に到着したメキシコに滞在していた中国人

 上海は、新型インフルエンザの疑いのある搭乗員を乗せた船舶を成功裏に処理し、6日午前、この船は港を離れた。5日朝8時(日本時間同9時)、アメリカを経由した上、体温異常の搭乗員を乗せるパナマ所属のこの船は、上海の外高橋港に寄港した。検疫機構は、ただちに応急策を講じた。全員を対象に検査を行った後、感染の疑いを排除した。5日夜、2次検査も行い、異常を発見できなかった。この船は、結局安全と確認され、日本に向かっているという。

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上海浦東国際空港に到着したメキシコに滞在していた中国人

 新型インフルエンザの感染者は北米や欧州を中心に一段と増加し、日本時間7日午前までに2000人を突破した。発生国メキシコでは一部で収束の兆しも出てきたが、世界的には感染が広がっている。

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上海浦東国際空港に到着したメキシコに滞在していた中国人

 世界保健機関(WHO)は6日の記者会見で、感染を予防するワクチンの開発を急ぐため14日に製造体制を協議する専門家会合を開くと発表した。

(編集:章坤良 写真:東方ネット)

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