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北京・上海、新型インフル患者の接触者へ観察措置・・・農業省、検査キットを開発
2009 -5 - 4 9:25

 香港でA型インフルエンザ(H1N1)の感染が確認されたメキシコ人患者と濃厚な接触があった15人は全員ホテルで5月2日から7日間にわたる観察措置がとられている。北京の地壇病院が伝えた。

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上海で開かれたA型インフルエンザ(H1N1)対応説明会

 また、上海市では市政府が48時間にわたる追跡調査を行い、アエロメヒコ航空AM098便の乗客55人と乗組員13人に集中して観察措置を実施し、乗客の家族59人も自宅での観察措置がとられている。

 中国衛生省は3日、香港でA型インフルエンザ(H1N1)の感染が確認されたメキシコ人が上海を経由したことを受け、一連の対応措置を実施したと発表した。  

 それによると、感染者が利用した航空便2便の乗客・乗組員全員に対する観察措置がとられており、メキシコと上海を結ぶ航空便の受け入れを停止し、空港や国境検問所などで体温測定と健康質問表の記入や医療機関などでの体温測定を強化し、感染状況の報告が疾病対策センターへネットを通じて全国規模で行われているという。 

 中国農業省は3日、豚のA型インフルエンザ(H1N1)の感染を判定する検査キットを開発したと発表した。

(編集;章坤良 写真:東方ネット) 

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