甘粛省甘南蔵(チベット)族自治州で起きた暴動の参加者のうち、これまで2200人がに警察に自首しことが10日までにわかった。新華社が伝えた。
甘粛省甘南蔵(チベット)族自治州で押収された鉄砲など
一方、同自治州の毛生武・州長代行は9日午後、同自治州の合作市で国内外の記者の取材を受け、「暴力事件に加わった主要人物らは、頭と腕に黒い布を巻き、目印としていた。このことからも今回の暴力事件が組織的な犯行だったことがわかる。自治州内の各都市や各農村で起こった暴力事件はつながっている。また西蔵独立分子らは、国内で連絡を取り合っているばかりでなく、国外の分裂主義者らとも連絡を取っている」と述べた。
甘粛省甘南蔵(チベット)族自治州で押収された武器
毛州長代行によると、不法分子らは3月14日から19日にかけて、真相を知らない人々をそそのかし、自治州内の夏河県・合作市・碌曲県・瑪曲県・卓尼県・迭部県の6県市で暴力事件を起こした。その結果、各種建物の4279室と車両74台が破壊・放火を受け、電気供給施設622カ所と給水施設590カ所、暖房供給施設278カ所が破壊された。
(編集:章坤良 写真:新快網)
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