チベット自治区ラサで起きた暴動の参加者のうち、105人が18日午後11時までに警察に自首し、一部は奪った金を持ってきた。新華社が伝えた。
秩序は正常に回復したラサの自由市場=17日
新華社によると、ラサでの14日の暴動による経済損失は9910万元(約14億円)以上に上り、今後の調査でさらに損害額が膨らむ見通しとしている。
損害の報告があったのは、商売をしている373人と地元企業など32社。主に小売業者や飲食店、観光業者などという。
17日からはラサの政府機関や企業は通常通りの業務を再開し、学校も授業を始めた。主要道路の車の通行は自由になり、社会秩序は基本的に正常に回復した。
チベット自治区政府の統計によると、14日以降の暴動で13人の市民が死亡したという。
(章坤良 写真:チベット自治政府のウェブサイト)
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