チベット自治区ラサ市で14日午後起きた「殴る、壊す、奪う、焼く破壊活動事件」について、一般市民10人が死亡した他、警察官12人が重軽傷を負った。新華社が16日伝えた。
チベット自治区政府は15日、「殴る、壊す、奪う、焼く破壊活動」の参加者らに最後通告をし、自首を求めた。
同区政府は、17日夜までに自首すれば容赦するとしており、自治政府のウェブサイト(www.tibet.gov.cn)では「期限までに自首しない犯罪者は法に従って厳しく罰する」と通告している。
ドジェ・ツェジュグ・ラサ市長は16日、事件について記者の質問に答え「情勢は基本的に平静を取り戻した。現地政府は完全に治安維持の能力を持つ」と述べた。
(章坤良)
|