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ラサ市検察院、暴動に関与した30人逮捕  自首した111人釈放
2008 -3 - 28 10:38

 中国チベット自治区ラサの大規模暴動で、ラサ市検察院は27日までに暴動に関与した30人を逮捕したほか、暴動に関与した疑いで414人を拘束したと伝えた。 

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 海外メディア記者のインタビューに応じる地元の関係者

 容疑は国家安全危害罪や傷害、放火など。大半はチベット族だが、漢族もいるという。また、ラサ市公安局は容疑者53人を指名手配し、このうち4人を逮捕、4人が自首した。暴動後に自首したのは289人で、そのうち111人は釈放されたという。

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 海外メディア記者のインタビューに応じる地元の関係者

 一方、チベット自治区人民代表大会常務委員会の列確主任は記者のインタビューに答え、「事実が証明しているように、今回の暴力犯罪事件はダライラマグループによる企てである。一部の不法な僧侶が先頭に立ち、チベット独立勢力が中心となり、それに、少数の不法勢力が参加している陰謀だ。彼らの企みは流血事件を意図的に起こしてチベットの安定を乱し、北京オリンピックを破壊することになる」と語った。

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 海外メディア記者のインタビューに応じる地元の関係者

 チベット宗教界の高僧と活仏はこのほど、「ラサで発生した暴力犯罪事件は、チベットをかき乱し、宗教秩序を破壊するダライラマ一派の本質を暴露した」と相次いで非難した。  

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現場で撮影する海外メディア

 中国仏教協会チベット自治区分会の副会長でもあるガワン・テンジン活仏は「ダライラマはその宗教的地位を利用して、一部の僧侶を惑わし、国内で騒ぎを起こした。この行為は正常な宗教秩序を破壊するだけではなく、仏教の教義にも完全に背いたものである」と述べた。

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 暴力犯罪する不法分子

 同じく中国仏教協会チベット自治区分会のタパデンケダプ会長はチベット仏教の活仏の一人として、「袈裟をまとった僧侶が人目を憚ることなく暴行を行うのを見て、非常に悲しくて、憤った」と述べると共に、分裂分子の本質を見極め、自分の寺をきちんと管理し、信者をよく教育するようチベットの各寺の活仏と高僧に呼びかけた。  

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 焼き払われた店

 チベット達扎(タツァ)寺のタンゾグレー活仏は「少数の僧侶はあまり経典を学ばず、仏教の規律を遵守せず、正常な秩序を破壊して、宗教界と多くの信者の根本的な利益を損ねた」と語った。

(編集:章坤良 写真:新華社)

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