オリンピック聖火リレーは２３日午前、青海省の青海湖で行われる予定である。 　　

青海省でオリンピック聖火のリレーが開始

　２８０余万のチベットの各民族が待ち望んでいた、聖地ラサでのオリンピック聖火リレーが２１日完了した。同日午前９時、世界文化遺産ロブリンカ公園の広場前で、チベット自治区副主席兼ラサ市党委書記の秦宜智氏がトーチをトップランナー、チベットの有名な登山家ゴンブさんに渡し、聖火「祥雲」のラサでのリレーが正式に始まった。

　聖火リレーは１６５人のランナーによって行われた。出発式で、全員が１分間黙とうし、四川の地震災害で犠牲となった同胞に哀悼の意を表した。　

　71歳のツァイタン・チュマ（才旦卓瑪）さん。

　リレーの第１走者は1960年史上初めてヒマラヤ山脈の北側からチョモランマ峰に登頂したチベット族の登山家、75歳のゴンポ（貢布）さんで、最終走者はチベット族の女性歌手、71歳のツァイタン・チュマ（才旦卓瑪）さん。

　また、ポタラ宮殿前では、5月8日にチョモランマ峰に登頂した聖火の火種とこれまでリレーされてきた聖火が合流した。リレーで「祥雲」が通ると、聖火を迎える大衆は沸き返った。人々は国旗と北京五輪旗を振りながら、「がんばれ中国」と叫んだ。

（編集：章坤良　写真：新華社）

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