北京五輪の聖火リレーが28日午前10時に北朝鮮首都の平壌(ピョンヤン)で(日本時間同)始った。
北朝鮮首都の平壌に到着した北京五輪の聖火
同聖火を乗せた専用機が28日午前0時20分(日本時間同)、平壌国際空港に到着した。北朝鮮を五輪の聖火が訪れるのは、1936年のベルリン大会で各国を巡る聖火リレーが採用されて以来、初めて。
朝鮮駐在中国の劉暁明大使は、「キム・ジョンイル総書記の関心の下で、全国から動員された。朝鮮は北京オリンピック聖火リレーが平壌で行われることに非常に関心を寄せている。平壌はリレーの18番目の都市である。オリンピック聖火が朝鮮に入るのは初めてだが、朝鮮南北間で行われるのも初のことである」と述べた。
平壌市内の主体思想塔広場での出発式後、サッカーの元北朝鮮代表で往年の名選手だった朴斗翼氏(72)が第一走者としてスタート。金日成広場や平壌駅前などをめぐり、凱旋門を経て金日成競技場前にゴールする約20キロのコースで、ランナーは80人。最終走者は1999年陸上世界選手権のマラソン女子金メダルのチョン・ソンオクさん。
同聖火リレーが27日午後2時から韓国の首都ソウルで行われた。2時18分、韓国オリンピック組織委員会の金正吉(キム・ジョンギル)委員長が最初のランナーとしてスタート地点のソウルオリンピック公園から出発した。
聖火ランナーたちが5時間に渡って、22キロ走破し、終点のソウル市役所前の広場に着きました。ラストランナー、6歳の時にソウル五輪の開幕式に参加したヨン・テウン氏が、聖火台に火を灯して、リレーを終えた。
多くのソウル市民と華人、華僑、中国の留学生たちは、聖火ランナーと一緒に走り続け、応援した。
(編集:章坤良 写真:新華社)
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