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北京五輪聖火きょうパリに到着  英国のリレー妨害者36人拘束
2008 -4 - 7 9:50

 北京五輪の聖火が6日23時45分(日本時間7日6時45分)「ロマンの都」パリに到着し、フランスでのリレーが開始した。

 

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 これに先立ち、北京五輪の聖火リレーが6日、ロンドンで行われ、ブラウン英首相が官邸のあるダウニング街で、聖火リレーを見守った。

 聖火リレーのスタート式が現地時間午前10時30分、有名なウェンブリー競技場で行われ、聖火の火種からトーチに点火された。五輪5大会連続金メダルの英国のボート選手レッドグレーブさんが第1走者を務めた。北京五輪の聖火リレーがロンドンで正式にスタートした。 

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 ロンドンでの聖火リレーは今回の海外リレーで距離と時間が最も長い。リレーの総距離は約50キロで、約7時間30分かかった。80人の走者がリレーに参加した。このなかには中国の傅瑩・駐英大使ら4人の中国人走者も含まれていた。  

 傅大使はチャイナタウンで聖火をリレーし、沿道の観衆から大きな拍手と歓声がわき起こった。傅大使は「中国人の渡英には長い歴史がある。きょうはロンドンと北京にとって非常に重要な日だ。ロンドンの華人、華僑の行動が示しているように、五輪が世界に平和と幸福をもたらすことを希望している。このように多くの人が聖火を歓迎したことを喜んでいる」と語った。 

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  拘束される五輪聖火のリレー妨害者=ロンドン

 聖火リレーの際、ごく少数の「チベット独立」分子が妨害し、地元警察に直ぐに制止され、36人が拘束されたという。

 聖火リレーが観衆の歓声と拍手の中でスタートし、途中、1人の「チベット独立」分子がトーチを奪おうとし、続いて2人が聖火を消そうとし、さらに数人がリレーを妨害しようとしたが、英国警察によって直ぐに制止され、リレーは順調に続けられた。 

 地元観衆は聖火リレーの妨害を憤り、市民の1人は「チベットはずっと中国の一部で、北京五輪の妨害は無益だ」と言っていた。 

 聖火リレーの妨害に対し、北京五輪組織委聖火リレー・センターのスポークスマンは「五輪聖火は全世界の人民のものであり、ごく少数の者が五輪精神に公然と挑戦する行為は人心を得ない。平和を愛し、五輪の目的を支持する人々の強い憤りを引き起こし、必ず失敗するだろう」と述べた。 

 一方、ダライグループが公表したラサ3・14事件の「40人の死亡者リスト」は、事実に合っていないことが、中国公安省の調査で分かった。

  調査によると、このリストの35人は具体的な住所や所属先が記録されていない。また、ラサ出身の16人のうち11人の住所は記載されておらず、5人の住所や所属先があっても存在しなかった。それに、死者とされる人が生きているケースもあった。さらに、明らかになった18人の犠牲者の名前が、このリストに入っていない。

(編集:章坤良 写真:新華社)

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