北京オリンピックの聖火は3日未明(日本時間3日6時5分)、イスタンブール市に運ばれ、トルコ共和国西部に位置する都市でリレーが始った。
北京オリンピックの聖火が1日午前、特別機で北京を出発、「情熱に火をつけ、夢を伝える」をスローガンにした、世界を巡る旅が正式に始まった。
4月2日、北京オリンピック聖火は世界一周の最初の都市、カザフスタンのアルマトイへリレーされ、「調和の旅」の幕が開かれた。
第一走者を務めるカザフスタンのナザルバーエフ大統領は、リレーのスタート式典で「スポーツは平和の使者であり、世界各国の人々を団結させ、各国の国民や文化・文明の間の橋渡しとなる」とした上で、「北京オリンピックで得られた成果が、平等・平和を象徴し全人類の崇高な精神を表すよう期待している」と述べた。
130日にわたるリレーの過程で、北京オリンピック聖火は世界の5大陸、19都市および中国の31省・自治区・直轄市と香港、マカオ両特別行政区を経由するほか、世界の最高峰、チョモランマも通ることになっている。北京オリンピックの聖火リレーの距離は約13万7000キロ、ランナーは2万1880人で、オリンピック史上、コースが最も長く、範囲が最も広く、参加者が最も多いものになる。
(編集:章坤良 写真:新華社)
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