北京五輪の柔道競技は15日ですべて終った。日本チームは金4銀1銅2の成績でがっかりした。金メダル2個という男子の成績は、前回の4(金3、銀1)から半減し、男子は88年ソウル五輪以降、史上最少となった。女子は金2、銀1、銅2の計5個で、金5、銀1の前回より落ちたが、及第点といっていい。日本柔道は本当に落ちたのか?
今回のメンバーは7人のベテランと7人のジュニアで、このうち6人はアテネのチャンピオンだった。アテネ五輪のように輝き続けたかったが、選手の不調とか、故障とかで、目標に達することができず、不振になった。
柔道は中国の卓球のように、日本で流行っている。ベテラン主体の布陣だっただけに、ジュニア育成も課題だ。「ロンドン五輪はどうなるか」という問題が、だんだん深刻化していく。
(編集:鄒トウ)