ニュース 上海概観 生活情報 ビジネス情報 留学
 
トップページ>>ニュース>>メインニュース
 
中国大陸と台湾窓口トップが3項目合意(写真集)
2009 -4 - 27 9:50

 中国台湾の対大陸交渉窓口である海峡交流基金会(海基会)と中国側の海峡両岸関係協会(海協会)は26日、南京市内でトップ会談を開き、金融分野の相互参入に向けた準備に取り組むことや、中台直行便の定期便化、犯罪捜査協力の3項目で合意文書に調印した。

4444.bmp

台湾海峡交流基金会の江丙坤会長と握手する陳雲林会長(右)

 昨年12月に実現した「三通」(直接の通商、通航、通信)の強化につながり、中台経済の融合がさらに加速する見通しだ。

1111.bmp

 会談で、大陸海峡両岸関係協会の陳雲林会長は、「両会は相次いで北京や台北で6つの協定に調印し、両岸の交流において、差し迫って解決する必要のある一連の問題を解決した。これは相互信頼を強化し、民間往来に便宜を提供し、共通利益を拡大した。現在、各項目の協定は確実に実施され、両岸の人々に高く評価されている」と述べた。これに対し、台湾海峡交流基金会の江丙坤会長は、「今回の会談はこれまで2回にわたった会談の成果を拡大したばかりではなく、両会の制度化した協議が常態化したことを示し、両岸関係の正常化に向けた一つのしるしでもある。今後、相互信頼を踏まえて、双方の協力を強化していく」と述べた。

0000.bmp 

3項目で合意文書に調印した江丙坤会長と陳雲林会長(右)

 今は認められていない中国企業の台湾への投資についても協議し、関係部門が連絡体制を整備することを確認した。次回は今年後半、台北で開かれる。

(編集:章坤良 写真:新華社)

関連報道

大陸と台湾の窓口トップが明日、南京で会談へ
 
 
 

このウェブサイトの著作権は東方ウェブサイトにあります。掲載された文字や画像などの
無断転載は禁じられています
本ページにについてご意見やご感想はtoukou@eastday.comまでお送りください