中共中央台湾事務弁公室の王毅主任は第4回両岸経済貿易文化フォーラムの閉幕式で、両岸の協力強化と世界的な金融危機への共同対応について大陸の各関係部門が定めた10の政策を発表した。
連戦名誉主席と握手する台湾事務弁公室の王毅主任(右から二人目)
(1)台湾資本企業の大陸での発展を支援する。大陸は中小企業支援の税制・融資政策を台湾資本の中小企業にも同様に適用する。
(2)台湾資本企業への融資業務を強化する。
(3)在大陸台湾資本企業のモデル転換とグレードアップを支援する。
(4)台湾資本企業の自主開発を奨励・支援する。
(5)両岸の双方向投資を促進する。
(6)両岸の産業協力を強化する。新エネルギーの開発と利用、伝統的な漢方薬の現代化の促進、電子情報産業その他相互補完的な産業における協力を重点的に推進し、国際市場における両岸の産業競争力を共同で高める。
(7)フラットパネルディスプレイ産業の発展を共同促進する。
(8)両岸の農業協力の場を開拓する。
(9)台湾の新鮮な農産物の大陸での販売を拡大する。
(10)条件を満たす台湾住民に大陸での弁護士業務を許可する。
(編集:章坤良 写真:中新社)
関連報道:
両岸経貿文化フォーラムが上海で閉幕
第4回両岸経貿文化フォーラムが20日、上海で開催(写真)
|