沖縄と上海との関係を語る仲里和之所長
第11回WUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)世界大会がこのほど、上海市内のホテルで開かれた。
席上、上海国際問題研究所学術委員会副主任の呉寄南氏が「中国・上海経済の躍進とこれからの沖縄」と題して講演したほか、WUBの今後の課題についてパネル討論した。
呉氏は「沖縄は地理的に中国や韓国、ASEAN諸国に近く、東アジア全体を視野に入れた沖縄はビジネス戦略に合う」と沖縄の優位性を指摘。「上海と沖縄では情報産業や、観光分野の人材育成関係などで協力できる可能性がある」と話した。
呉氏はまた、「沖縄と上海との関係をさらに発展させるために、沖縄は上海と姉妹都市関係を締結したらどうか?」という提案を持ち出した。
沖縄の特産品を紹介する仲里和之所長
その可能性について、沖縄県政府上海事務所の仲里和之所長が本ネットの記者に、「呉寄南先生のご提案に大いに興味を持っています。沖縄県は2005年に上海市との交流発展を目指す友好交流協議書に署名しておりますが、今後とも両地域のより一層の交流促進が重要だと考えています」とコメントした。
(章坤良 写真も)
関連報道:
WUB世界大会が上海で開催
http://jp.eastday.com/node2/node3/node17/userobject1ai32833.html /n
|