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中国・クウェートの「一帯一路」協力の見通しは明るい——中国の王鏑駐クウェート大使にインタビュー

2017年 8月 22日11:07 提供:新華網日本語

新華網クウェート8月22日(記者/王薇)「クウェートは、中国の提唱する『一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)』に最も早く賛同し関連協力文書を締結した国家の一つであり、中国とクウェート『一帯一路』協力には確実な基盤があり、見通しは明るい。」中国の王鏑駐クウェート大使はこのほど、新華社の独占インタビューに応じ、このように語った。

同大使は次のように述べた。「『一帯一路』の提唱は、クウェートの『クウェートを世界の金融と貿易のセンターとする』という国家のビジョンとちょうど戦略的に一致している。クウェートは、『一帯一路』の共同建設についての関連協力文書を中国と最も早く締結したアラブ諸国の一つであり、この提唱にクウェート側が非常に強く賛同していることが分かる。今後、中国側の多くの業務チームがクウェートを訪れ、クウェート側と共に業務レベルのマッチングを行ない、双方の実務協力のための堅実な基盤を築く。」

同大使によると、中国・クウェート両国の経済は相互補完性を備えており、双方の「一帯一路」の枠組みの下での協力に接点を提供している。第一に、エネルギーの分野において、クウェートの原油輸出収入が同国の全収入の94%を占め、一方、中国には原油輸入の需要がある。次に、クウェートの生産財・消費財の大部分は輸入に頼っており、良質で価格が安く、実用的で信頼できる中国製品にとってクウェートは非常に大きな市場と発展の見込みを持っている。さらに、クウェートは油田探査及びインフラ建設などの分野で請負工事事業の需要が大きく、中国企業はまさにこの分野の経験と実力を備えている。最後に、モバイル通信の分野において、クウェート政府は高速インターネットサービスとスマートシティの建設を推進しており、中国企業はこの分野でも技術的な強みと成功の経験を有している。

同大使は、双方の共同の努力の下、中国とクウェートの「一帯一路」の共同建設は大きな成果を上げ続け、両国の経済社会の発展にサービスし、中国とクウェートの友好・協力関係が新たな段階へ成長し続けるよう推進できると確信していると述べた。

(新華社より)