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「文化に国境なし」=キモノスタイリスト·富田伸明氏
2015年 6月 20日11:29 / 提供:東方ネット

 富田氏は何度も日本が大好きで、日本語を勉強する学生に感謝の気持ちを表した。そして、今回のイベントを通して、中国の大学生のアイデアがほしいと話した。「日本文化は中国から伝わってきたと思っている。そして、オリジナルに作ったのは着物だ。文化からみると、中国は日本の先輩で、文化は国境ない」。氏は文化を通して、中日をアジアのリーダーにし、世界に発信したい。また、文化から経済まで、世界に通用したいとと熱く話した。

 イベント会場で、富田氏は着物のデザインについての相談もあった。柄から、色付けまで、学生とのコラボレーションがしたいと伝えた。

藤娘

 この430年前の藤の柄はずっと前から決められていて、「古いものを大切にして、新しいものを作り上げる。この着物はまだ誰も着てないものなので、着たがっている人が多い」と、氏は言った。

 歌舞伎役者が着ていた着物

 今回のイベントで、上海理工大学の学生達が近距離で初めて着物を間近で見る貴重な体験となった。チャンスがあれば、来年は2時間を通して、教室で学生に着物の着方を教えたいと話した。主催側の上海理工大学日本文化交流センターの何先生は、今後もこのような文化交流イベントを行い、より多くの参加者を大歓迎すると話した。


富田伸明

1963年京都に生まれる。京都室町問屋に入社、着物の商品·流通を学び、27歳で独立し「京香織」を設立。1994年と1995年に日中文化交流のため、中国上海市で着物ショーを開催。2006年からSan Francisco、Palo Alto、Mountain View、Las Vegas、Los Angeles で個展や着物ショーを開催。

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