東方網１７日付：ルーヴル美術館のガラスピラミッドを設計した建築家として広く知られる中国系アメリカ人建築家イオ·ミン·ペイ（I.M.ペイと表記されることが多い、漢字名は貝聿銘）が、２０１９年５月１６日に１０２歳で亡くなった。アジア系出身の建築家では、世界的に最も名声を得た一人である。

  石やコンクリート、ガラス、鉄などの抽象的な形、素材への依存が、彼の建築の特色だ。イオ·ミンはハイ·テクの動向にゆるやかに関係付けられ、かつ洗練されたガラス加工の建造物を構築した。しかしながら、多くの作品はオリジナルのデザイン·コンセプトによっている。彼はしばしば大きなスケールの仕事をし、シャープで幾何学的なデザインで有名である。

  中国、フランス、アメリカ、ドイツ、日本……。彼の作品は世界各国に散らばっている。日本では、ミホミュージアム、神慈秀明会カリヨン塔などの建築をデザインした。