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夢が実現できるコーヒー店「夢工坊カフェ」がオープン、その店員さんは?

2019年 7月 24日16:29 提供:東方網 編集者:王笑陽

 この夏、上海の成山路に「夢工坊カフェ」という特別なコーヒー店がオープンした。店長以外のスタッフ7人が全員心身障害者だということで、注目されている。

夢工坊カフェ(梦工坊咖啡吧)

 ダウン症候群を患う殷昊さんは、店内唯一のコーヒーを入れることができるスタッフだ。このため、「殷総(殷社長という意味)」の愛称がある。ちょっと大ぶりの体で、みんなからもとても頼りにされている。店舗では交代制を行っているが、殷さんは夜勤の場合でもいつも朝8時に出勤する。「一番好きな場所はコーヒー店だ」と言う。

コーヒーを入れる殷昊さん

 「お待たせしました、コーヒーです」、と飲み物を運ぶ沈程さんは、いつも客に明るい笑顔を見せている。心身障害者であるとは全然思えないほどだ。彼は川沙に住んでいるので、毎日出勤するために朝5時に起きなければならない。しかし、「ここで働くことはとても楽しい。苦労だなんて全然思わない」、と話す。

いつも明るい笑顔の沈程さん