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【中日双語】上海虹橋輸入商品展示交易センターに北海道米の常設店開設

2019年 1月 23日12:29 提供:東方ネット 編集者:曹俊

   昨年11月に開かれた第1回中国国際輸入博覧会では、北海道のホクレンの米が試食できるブースが人気となり、多くの来場者を集めた。それから3ヶ月経った現在、北海道のホクレンの米は中国市場に進出して根を下ろし、上海虹橋輸入商品展示交易センターに常設店を構える初の保税展示商品となった。22日にはホクレン米の入荷式が、同センターの東方ファッション生活館で行われた。北海道経済部の倉本博史部長、ホクレン農業共同組合連合会米事業本部パール米部パール米販売課の八巻光輝課長、上海虹橋商務区管理委員会商務発展処の朱瑩華副処長、東方国際集団の朱勇総裁等が出席してあいさつを述べた。

ホクレンの米入荷式で除幕するゲスト

   倉本博史氏はあいさつで、「昨年5月に中国の李克強首相は日本の北海道を訪問し、ホクレンを中国に輸出する加工工場として認可しました。そして11月にホクレンの米は、第1回中国国際輸入博覧会の出展商品として輸入博覧会に出品し、試食で好評を得て大きな手ごたえを感じました。今回は東方国際集団の協力で中国市場に進出し、北海道の上質な米を中国の皆さんに提供します。今後もより多くの支持を得られるように祈っております」と述べた。

 あいさつする北海道経済部の倉本博史部長

  北海道の緯度は中国の東北地区とほぼ同じ。気候は涼しく、地質は火山土、重粘土、泥炭土などと上質のため米の成長に向いており、日本の米の主要生産地のひとつである。FOREST LEE社の森はるか会長の紹介によると、今回、中国市場に導入するのは特A級の米「ななつぼし」と「ゆめぴりか」だ。「ななつぼし」は北海道で生産量が最大のブランドのひとつで、味わいのバランスが完璧で、弁当、寿司、日本料理、朝ごはんなどに向いている。米が持つ甘さややわらかさを維持し、冷めてもおいしく食べられる。「ゆめぴりか」は北海道民の夢の結晶ともいえるトップブランドで、日本でもっともおいしい米のひとつ。何もかけなくてもおいしい、と言われている。

試食のようす

  会場では試食も行われた。試食した茹さんはホクレンの米はやわらかくて歯につかず、さっぱりしていると述べた。

あいさつする上海虹橋商務区管理委員会商務発展処の朱瑩華副処長

  朱瑩華氏は記者のインタービューを受けて、「ホクレンの米は交易センターに入居する初の保税展示商品として、リーダーシップとモデル効果があります。今回の入居によって、消費者はこの場でホクレンの米を購入できることが可能となりました。これは「6+365日間交易」の措置のひとつでもあります。これを通じて、輸入博覧会の効果をさらに拡大し、揚子江デルタ地区の人々に、よりよいサービスを提供できる期待しています」と語った。

ホクレンの洗米工場から来た齊藤稔氏は会場で寿司を作って振舞った

(曹 俊 写真も)