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【上海の一週間】サーモンの定義に関する論争、ブックフェア閉幕、野外オペラ「魔笛」興行

2018年 8月 24日16:11 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

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 ニジマスもサーモン?上海市消費者権益保護委員会が公開検討開く

 このほど、「ニジマスはサーモン」であるという基準を出した中国の水産業の業界団体の新基準が物議をかもした。淡水魚のニジマスには寄生虫がいる可能性が高く、生のまま食べると寄生虫に感染するリスクも高いので、ニジマスをサーモンと表示するのは消費者の権利を侵害することだと、批判の声が高まっている。

 このような背景に、上海市消費者権益保護委員会が21日にサーモンの定義をめぐって公開検討が開かれた。上海市消費者権益保護委員会の唐健盛副秘書長によると、2000名の市民に対して調査を行った結果、73.46%の人が「サーモンが好きで、よく食べる」ことが明らかになった。そして、水産業の団体が「ニジマスはサーモン」と決めたのは「シカを指してウマと言う」ように事実を曲げることであり、ニジマスとサーモンは別ものだ、と思っている人が83.6%を占めている。

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