ようこそ、中国上海!
2017CSR

Home >> 新着 >> 上海

坂本美雨と小室哲哉が上海でコンサート、公益イベントも開催

2017年 10月 10日16:56 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 10月7日と8日、日本の著名な女性アーティストである坂本美雨と、アジアで音楽のゴッドファーザーとも呼ばれる小室哲哉による特別フィーチャリングコンサート「天の響き」が上海で行われた。中秋·国慶の連休中でもあり、会場となった上海マジェスティックシアターは2日間とも満席となった。

 坂本美雨は有名な音楽家である坂本龍一と矢野顕子を両親に持ち、小さい頃からYMOとKraftwerkの影響を受けてきたと言われている。

 一方、音楽のゴッドファーザーと言われる小室哲哉は、1983年に宇都宮隆、木根尚組とTM NETWORKを結成し、1993年でtrfの大ヒットで一躍有名になった。その後はプロデューサーとして活躍し、篠原涼子、安室奈美恵、華原朋美、H Jungle With t、globeなどの芸能人を育成。彼らのアルバム、シングルの発売総数はすでに1億7千枚を超えている。

 今回の上海ツアーでは、コンサートのほかに、楽器メーカーのKAWAIと株式会社豫園が提携して、9月27日~10月6日にかけて上海中心部の文化観光施設である「豫園マート」において特別の公益イベントも開催された。

 これは医療従事者、公共団体、社会科学専門家、企業家によって設立された筋ジストロフィーの患者を支援する公益団体の発起によるもので、患者数の少ない疾患に対する人々への関心を呼びかけ、音楽を通して、国籍を超えてより多くの人に愛を伝えたい、という主旨で行われた。

 主催者の一方であるKAWAIは、今年ちょうど創立90周年にあたる。KAWAIはこれまで「音楽で愛を伝える」という理念のもとに、世界各地で様々な公益イベントを行ってきた。イベント会場では、子供たちが坂本美雨と小室哲哉に合唱を贈り、小室哲哉もピアノで1曲披露し、集まった大勢の人々に音楽の力を伝えた。