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【中日】万博おばちゃん、万博おじちゃんが揃って万博跡地の発展を検討

2016年 1月 11日15:52 提供:東方ネット 編集者:曹俊

  上海市人民対外友好協会が主催し、上海万博博物館が協力する「万博おばちゃん」と万博を話す会が、このほど上海万博博物館で開催された。上海市人民対外友好協会副会長の景瑩女史、元上海万博局副局長、万博研究センター常務副理事長の黄耀誠氏ら上海万博の関係者ら20人以上が出席して、万博の友情、万博遺産、万博跡地の発展などを共同で話し合った。

  景瑩女史はまず、万博おばちゃんの家族3人が上海万博のパビリオンに戻ることを歓迎し、万博とつながりがあり、万博夢を持つ人々と集まって、万博の友情と万博の発展を共同で話し合った。

  万博おばちゃんはA4の紙に中国語で自己紹介を書いており、日本語のカナも付いていた。会場で、中国語でゆっくりと自己紹介をして、「中国は私の第2の故郷だ」と示し、熱い拍手を博した。おばちゃんによると、2005年に『日本経済新聞』での上海万博についての記事を読んだ後、上海に来た。今回は28回目だ。その時『日本経済新聞』で写真にあるところを何回も探したが、見つからなかった。今回は見つけて、非常にうれしいと語った。

  また、7回も万博の仕事をしたことのある元上海万博局新聞宣伝部副部長、万博博物館建設弁公室副主任のユ力氏は、万博おばちゃんに「万博おじちゃん」に言われた。万博おじちゃんは、「万博おばちゃん」の名前の由来と元中国首相の温家宝氏に万博のまとめ報告に入った「万博おばちゃん」の称号のプロセスを紹介した。「万博おばちゃん」という名前は民間からで、国際的に民衆に親しんでおり、万博の歴史に永遠に残って、独特なスカイラインになる。

  将来、万博地区は最も活力が溢れ、最もにぎやかな都心部のひとつになる、と上海自由貿易区万博管理局弁公室副主任の袁文ジョン氏は万博跡地の発展状況を紹介した。万博跡地は新しいCBDエリアになり、大型イベント、コンサートなど文化活動の公演場所になると同時に、スマート万博プロジェクトも建設されている。万博開催時の先進技術を万博地区にサービスを提供し、技術、情報化手段で、世界クラスの中央都市活動地区を作り上げることを目指している。

  なお、万博おばちゃんも今回、上海万博集団を見学し、万博の跡地の利用発展状況を理解した。浦東跡地から浦西を見るとき、おばちゃんは「浦東から浦西を見て非常に美しい。また、花や緑化などを増やして、花万博会などを開催したらどうだろうか?」という発想が出た。また、おばちゃんは日本に戻ってから、上海万博の跡地利用、発展状況を日本の人々に伝えると述べた。

  関係者によると、今年までに、上海万博博物館は開館され、『上海万博誌』は出版される予定だ。

(曹 俊)