江蘇省は79年に改革開放が打ち出されるまでは発展から取り残された地域であった。中国は広東、福建など華南地域に設けた経済特区により著しく成長し、その発展の勢いが80年代後半より長江デルタ地域にも及ぶようにり、長江デルタの一部を形成する江蘇省も改革開放の波を受け著しい発展を遂げるようになった。現在では上海に隣接しているという地理的な優位性を最大限に活かし、郷鎮企業などの発展により工業が著しく成長し、31省市中トップクラスの工業生産額を上げている。
江蘇省の2000年のGDPは8,584.7億元(前年比10.6%増)となっており、全国の9.6%を占める(2000年の中国のGDPは8兆9,000億元)。なお、一人当たりのGDPは11,700元(前年比9.0%増)となっている。GDPのシェアを産業構成別にみると第一次産業が12.0%(1,028.0億元、前年比4.0%増)、第二次産業が51.7%(4,439.0億元、同11.6%増)、第三次産業が36.3%(3,117.7億元、同11.1%増)となっている。99年の全国の産業構成別シェアは17.7:49.3:33.0となっており、第一次産業の占めるシェアが全国よりも低いのが特徴である。
主要経済指標 |
1995 |
1998 |
1999 |
2000 |
|
GDP(億元) |
5,155.25 |
7,199.95 |
7,697.82 |
8,584.70 |
|
小売総額(億元) |
1,650.00 |
2,238.01 |
2,394.14 |
2,604.10 |
|
小売物価指数 |
114.3 |
98.2 |
96.9 |
98.6 |
|
固定資産投資総額(億元) |
1,680.17 |
2,535.50 |
2,742.65 |
2,995.40 |
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江蘇省は79年に改革開放が打ち出されるまでは発展から取り残された地域であった。中国は広東、福建など華南地域に設けた経済特区により著しく成長し、その発展の勢いが80年代後半より長江デルタ地域にも及ぶようにり、長江デルタの一部を形成する江蘇省も改革開放の波を受け著しい発展を遂げるようになった。現在では上海に隣接しているという地理的な優位性を最大限に活かし、郷鎮企業などの発展により工業が著しく成長し、31省市中トップクラスの工業生産額を上げている。
江蘇省の2000年のGDPは8,584.7億元(前年比10.6%増)となっており、全国の9.6%を占める(2000年の中国のGDPは8兆9,000億元)。なお、一人当たりのGDPは11,700元(前年比9.0%増)となっている。GDPのシェアを産業構成別にみると第一次産業が12.0%(1,028.0億元、前年比4.0%増)、第二次産業が51.7%(4,439.0億元、同11.6%増)、第三次産業が36.3%(3,117.7億元、同11.1%増)となっている。99年の全国の産業構成別シェアは17.7:49.3:33.0となっており、第一次産業の占めるシェアが全国よりも低いのが特徴である。
主要経済指標 |
1995 |
1998 |
1999 |
2000 |
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GDP(億元) |
5,155.25 |
7,199.95 |
7,697.82 |
8,584.70 |
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小売総額(億元) |
1,650.00 |
2,238.01 |
2,394.14 |
2,604.10 |
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小売物価指数 |
114.3 |
98.2 |
96.9 |
98.6 |
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固定資産投資総額(億元) |
1,680.17 |
2,535.50 |
2,742.65 |
2,995.40 |
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