浙江省は79年に改革開放が打ち出されて以来、長江デルタ地域の一部として着実に発展。91〜99年までのGDPの平均成長率は15.4％。 99年の全省のGDPは5364.89億元で、前期比10％の増加であった。全国のGDP（8兆422.8億元）に占める割合は6.67％であり、広東省、江蘇省、山東省に続き全国第4位である（78年は全国第12位）。

2000年の産業構造をGDP構成比で見ると、第1次産業が10.8％（650億元）、第2次産業が53.0％（3,200億元）、第3次産業が36.2％（2,180億元）となっている。なお、中国全体のGDP構成比でみた産業構造は17.7％、49.3％、33.0％である。

主要経済指標	90年	97年	98年	99年	2000年
GDP（億元）	897.99	4,638.24	4,987.50	5,364.89	6,030
1人当たりGDP （元）	2,122	10,515	11,247	12,037	13,400
社会消費財小売総額 （億元）	353.75	1,757.17	1,909.14	2,075.75	2,299
消費者物価指数 （前年100）	102.1	102.8	99.7	98.8	101.0
固定資産投資総額 （億元）	186.96	1,694.57	1,847.93	1,886.04	2,207

注：2000年は速報値