江蘇省、戸籍管理に大改革を

  江蘇省は戸籍管理制度に大改革を試み、市
町村分割という戸籍管理の局面を打破、戸籍の性質及び農村戸籍の都市化の人
口計画指標を廃棄し、戸籍移転条件化制度を施行、市町村の経済共同発展を目
指す。

  記者が１１日江蘇省政府から得た情報によれば、江蘇省政府の許可を得て実
施しはじめた「戸籍管理制度改革の更なる深化についての意見」は、市町村統
一の戸籍登記管理制度を構築すると定めている。全省の範囲内に、農業戸籍、
非農業戸籍、地方都市部戸籍、青い印がつけられた戸籍などの戸籍性質を取り
消し、実質の居住地により戸籍を登記し、「住民戸籍」と総称する。農村戸籍
の都市化の人口計画指標管理と農業戸籍から非農業戸籍に変わる制度、非農業
人口の移転許可証を廃棄し、戸籍移転条件化制度を実施する。戸籍移転の基本
的な条件は、合法的な固定住居または穏やかな職業（生活費源）を有すること
だ。市と同格の県、県の町及び以下クラスの地域で、合法的な固定住居または
穏やかな職業（生活費源）で戸籍移転を行うことができ、いずれのその他の条
件を付加してはならない。特大都市、大都市の具体的な移転条件について、各
省、直轄市人民政府により研究、確定し、省政府に報告し登録に載せる。

  江蘇省は資金導入と人材導入に役立つ都市戸籍移転政策を実施する予定。都
市部に移転しようとする申請への条件制限を緩和。

  戸籍性質などを廃棄する改革措置は、０３年１月１日から全省で全面的に実
施され、大中都市戸籍移転条件化制度などのその他の改革措置も、遅くとも０
３年６月までに実施される予定だ。