浙江省統計局はこのほど、2006年全省の都市労働者の賃金状況を発表し、2006年の浙江省都市労働者平均賃金は27567元に達し、前年より1995元多くなった。そのうち、国有企業の労働者の賃金は最高で42248元となったという。
浙江省全省の労働者賃金レベルの格差が大きく、全省上位3位になったのは、杭州市(32440元)、台州市(31470元)と寧波市(28899元)となり、次のランクは衢州市(28007元)、舟山市(27561元)、麗水市(27518元)、紹興市(26739元)、湖州市(25674元)、金華市(24873元)、温州市(22758元)、嘉興市(22511元)の順で、賃金最高の都市と最低の都市との開きは1万元近くだった。投資アナリストによると、賃金レベルの格差は、主に経済発展レベル格差の影響を受けるが、経済構造の変化による賃金レベルの変化が存在しているという。
統計によると、20業界のうち、全省の平均賃金レベルを下回ったのは、宿泊・飲食業、製造業、発掘業、建築業、レンタル・ビジネスサービス業、農業・林業・牧畜業、住民サービス・その他のサービス業など9業界があり、全省労働者平均賃金の最高の3業界は、電力・ガス・水生産・供給業(62808元)、金融業(58146元)、情報伝送・コンピューターサービスとソフトウエア業(55899元)だったという。
(編集:高冠毅)
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