五大陸の10カ所の都市を通り抜け、1カ月も続いた2008年北京オリンピック聖火リレー国外部分はすでに終了し、4月30日に聖火が国内に到着し、2日午前、香港でリレーを始めることになる。その後聖火は国のほぼ全部の主要都市を突きぬけ、8月6日に北京に到着し、8月8日にオリンピック開幕式で「鳥の巣」に設けられた聖火台に点火することになる。
香港は2008年オリンピック競技を行う都市の一つであり、オリンピック聖火リレー国内の最初の地点でもあり、国際的な大都市、アジアの活力に満ちている都市、そして香港での聖火リレーは多種文化の特徴と「一国二制度」の精神を表すことになる。特別行政区政府と香港各界を積極的に動かし、一心に聖火リレーの各事務を準備し、予めテスト・リハーサルを順調に行った。
1964年の東京オリンピック以来、44年ぶりに聖火が香港を訪れた。
香港でのリレーコースは26キロメートルで、走者は尖沙咀文化センターの露天広場から出発し、途中で青場大橋、沙田馬場などのシンボル的な建築を経由し、最後にゴールデン・バウヒニア広場で終了し、盛大な閉幕式を行うことになる。
香港の聖火リレー走者は120人で、その中の84人は香港体育協会・オリンピック委員会が選んだ。12人は北京オリンピック組織委員会が指定し、24人は北京オリンピック聖火グローバルスポンサーが香港で選んだ人たちである。香港のスポーツ界に寄付した人、選手、教育・文化界の人々、香港18区の代表者たちは、香港各界を代表して聖火リレーに参加する。
(実習編集:王 燕華)