「北京五輪聖火リレー走者になれることは、本当に嬉しく思う。聖火リレーは絶対無事だ。中国を信じているから」
15日、東京に新たにできた日本国立スポーツ科学センターで、日中両国のファンに、「瓷娃娃(陶器のお人形さん)」呼ばれる卓球日本代表の福原愛さんは東北方言で記者の質問に答えた。
福原さんは、日本代表チームと共に北京五輪のため一生懸命練習している。このほど、駐日中国大使館推薦のリレー走者として、福原さんは長野聖火リレーに参加することが明らかになった。4年前、福原さんは卓球W杯・上海大会のリレー走者を担当したことがある。当時、16歳未満だった福原さんは火が嫌いだった。このため、リレー走者の栄光を感じなかった。今回は違い、北京五輪に参加するよりリレー走者になるの方がわくわくした感じがあるという。
北京五輪まで後3カ月ほどとなり、愛ちゃんは必死に練習していると語った。日本代表チームだが、監督と専属コーチはすべて中国出身で、練習する時、中国語を使っている。監督の指導で、この日本卓球界のナンバーワンは新しい技術を学び、腕を上げたが、愛ちゃんは「北京五輪には具体的な目標を立てず、自分の実力を見せればいい。今、一番の願いは卓球をすることの原点に戻ってみるーー情熱だけで打つ」と語った。
(実習編集:鄒トウ)