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工業
2006 -9 - 12   17:1

  約16世紀の初め頃、明時代の上海は既に中国で一番大きい綿紡織手工業都市になり、今世紀の初め頃は全国で最大の軽工業紡織の中心となった。新中国の成立後、上海工業は改造、拡大建設、新規建設された。工業原材料問題を解決するためにここ数年間は長江流域及び北西の一部の省区と連携して金属、建材、エネルギー、畜産資源の開発基地を設立した。今は既に全国最大の綜合的工業基地となり、工業生産額は工業農業の生産総額の87%を占めて全国各省市自治区の中で一位を占めている。分野が揃い、実力が強固で、収益も高い工業体系が形成されて現在の工業生産総額は北京、天津の総和より0.4倍上回って、1人当たりの工業生産額が全国一位を誇っている。工業構成を見ると、軽工業と重工業の割合が46:54。軽工業紡織が安定的に発展し、機械、化工等の製造工業と冶金等原材料工業が大いに進んだ。上海鉄鋼会社の増築、特に宝山鉄鋼会社の新規建設で上海は全国初の年間生産能力が1000万トン以上の鉄鋼工業基地となった。造船、動力設備、通用と石化機械、計器の生産規模の拡大も大きく、化工の生産額は既に全国の一位となった。電子等新興工業も速やかに発展している。マイクロ電子、コンピュータ、医薬、光ファイバー通信、宇宙、レザー、生物工学、新型材料等ハイテク産業も発展している。

 特に、高温と精密合金、稀少金属、石油工業、高分子合成材料、化繊、高級染料、乗用車、精密旋盤、耐用消費財、家電、コンピュータ等の産業も相当の生産規模に達した。鋼、成品鋼材、トラクター、ミシン、自転車と自動車、化繊、毛織物、家庭用洗濯機及び交流電動機、タイヤ、苛性ソーダ、合成洗剤、家庭用冷蔵庫、時計、カメラ等の製品は其々全国の第一位、第二位、第三位を占めている。軽工業紡織製品は数量が多くて品質が良く、銘柄も多く全国各地で販売されている。上海の輸出商品の構成の中で軽工業紡織製品が既に60%(1952年には約40%を占めた)を占めている。

 
 
 

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