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『日中経済室』設置の意味
2006 -3 - 6 15:50

 ――日本の外務省が4月に「日中経済室」を設立させることについて、あなたは日本側がどうしてこの機関を設立しようとすると思いますか、そして、この機関はどのような機能を果たすことができると思いますか?

 郭定平氏 日本の外務省の「日中経済室」設立報告によると、中国はすでに日本の最大貿易相手国になったため、これまでの両国間の貿易関係を処理する機関――主に外務省アジア大洋州局・中国経済科である――の作業量が多過ぎて、多くの問題は解決できず、やっとアジア大洋州局の協力のおかげで、単独で「日中経済室」を設立することになった。

 私の理解によれば、この機関は中国経済科と同等あるいは少し低い位置にあるべきだ。この機関を設立する大きな背景は、両国間の経済依存の程度が深まったことで、特に日本と中国の経済依存度が日本想像を超えたものになったためで、このために緊迫感、不安が生まれ、日本政府が対策と研究を強めることになったのも一因です。

(復旦大学日本研究センター副主任・郭定平)

 (実習編集:楊麗俐)

 
 
 

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