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強い同士の間に競争すると同時に協力するモードが中日に適切   
2005 -3 - 17 13:51

作者:郭定平(復旦大学の国際関係と公共事務学院の教授)

 

将来の中日関係の基本的な趨勢は可能性があるモデルは3種類に限らない。すなわち、調和協力モデル、全面衝突モデルと強いもの同士が競争し同時に協力するモデルである。その中では、強いもの同士が競争し同時に協力するモデルが中日にとって、比較的現実的な中日問題を処理するモデルである。

 強いもの同士が競争し同時に協力するモデルは将来の中日関係にとって、最も現実的なモデルであって、東アジアで、有史以来、初めての2つの大国が平和的に共存し共に発展することを求める新しい局面である。中日が一緒に発展を狙う過程の中で、相互に協力するのはとても肝心だが、互いに競争するのも避けられないのだ。

 将来の中日の間は、強いもの同士が競争し同時に協力するモデルを打ち立てる上で肝心なことはワンセットの有効な規則を設立整備することだ。今のところ、中日の政治関係は冷却しているが、民間の付き合いは活発である。中日双方の関係は温度を下げているが、地域の多国間協力がブームになる特殊な背景の下で、中日関係の改善を求めるには、民間外交の力と多国外交の優位を借りなければならない。民間と政府の対話、二国の間と多国の間の結合を通して、一歩一歩各方面と多くの領域の間の協議と対話の仕組みを作り上げて、対話と協議の段階と品質を高めて、現在の中日関係の基本原則に基づいて、具体性と拘束力のある規範と準則を備え、更に中日間の競争と協力関係を健全な秩序あるものに発展させるのを確保する。

(編集:沈偉麗)

 
 
 

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