2枚の「中国赤」複合アルミニウム板が、吊り上げられた
上海万博局副局長の丁浩氏が、中国国家館の「中国赤」アルミニウム板の吊り上げを発令
上海万博中国国家館の外壁に25日、中国色溢れる「中国赤」が吊り上げられた。それによって、中国国家館はその「東方の冠」の雄大な姿を見せる。7月25日に、外壁のアルミニウム板の吊り上げはすべて終了する予定で、その時、中国国家館は落ち着いた、クラシカルな中国赤の「コート」を着るようになる。
中国国家館の「中国赤」は7種の赤色からなり、昼の日差しの屈折と夜間照明の投影と視覚高度によって、落ち着いて、クラシカルな中国赤になる。建築の外壁は4種の赤、中国国家館の斗拱などは上から下まで3種の赤からなり、建築の内側にもう3種の赤からなる。
その「中国赤」は600年の歴史をほこる北京天安門と故宮の「中国赤」の精粋と表現方法を吸収し、中国美術院、連合デザインチームを含む建設者の智慧を集中したものだ。「熱情、向上、団結」の民俗品格を象徴し、中国国家館に経典的な色を飾る。また、コーデュロイに似るきめが採用され、その凹凸面によって、同一の光線の下で色をより豊かにさせ、「中国赤」もより生き生きと表現する。
「中国赤」を形成しているうちに、武漢凌雲社はデザインの具体化と技術上の吊り上げに工夫した。ハンターダグラス社は中国国家館のアルミニウム板を50%寄付して、施工に参与した。信義ガラス社は中国国家館の中空ガラスを寄贈した。
(編集:曹 俊)