上海万博組織者が11日、中国2010年上海万博フォーラムの全体案を発表した。上海万博の3大主要イベントの一つとして、万博フォーラムは万博テーマを直接に表現する。万博の精神遺産を集中的に示し、万博の未来を展望する重要な舞台でもある。上海万博のフォーラムはサミット、六つのテーマフォーラムと若干の大衆フォーラムに分けられる。

　サミットは2010年10月末、上海万博センターで開催される計画だ。その議題について「都市革新と持続発展可能」と初歩的に決められた。中国の国家指導者・国連事務局長・各国の元首または政府首脳・各国の大臣クラスの幹部・国際展覧局事務局議長と国内外の都市の市長・出展側総代表・企業界代表・学術界代表・マスコミの代表ら1500〜2000人が参加する予定だ。

  テーマフォーラムは、国内外の各界のエリートを集め、上海万博のテーマを巡って、現在の世界都市発展と関わる一連の課題を深く検討し、実行可能な解決策を提供する。原則として、月に1回行われ、いずれのフォーラムも核心議題を巡って展開する。フォーラムは南京・蘇州・無錫・杭州・寧波・紹興で開催される。各出展者の総代表・各国関係政府部門の役員・国際機関・政界・学術界・企業界代表の参加を求め、いずれのフォーラムの規模も500〜800人である。

  大衆フォーラムは、青年フォーラム、省・区・市の専門フォーラム、上海区・県フォーラム、文化メディアフォーラム、大学フォーラム、婦女児童フォーラムなどからなる。中国青年連合、各省・区・市人民政府、上海各区・県人民政府、関係文化メディア機関、大学と婦女機関などが共催する。ほとんどは今月から2010年4月、上海万博の準備期間で開催される予定だ。

（編集：曹　俊）