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豊臣期の屏風絵と天正長大判金が上海万博に再現(写真)
2009 -5 - 6 16:50

天正長大判金

 4月27日、関西大学第1学舎において平成21年度「第1回上海万博大阪出展実行委員会」委員総会が開催され、上海万博大阪出展の実施計画が策定された。豊臣期の屏風絵と天正長大判金の複製が上海万博に再現する予定で、水の都大阪の往事の繁栄の様子を、来場者にわかりやすい形で、記憶に残る展示を見せることを発表した。

 関係者によると、豊臣期(1583年〜1615年)の屏風絵は現存するものが極めて少ない、豊臣期(1583年〜1615年)の繁栄する大坂のまちと人々の暮らしの様子をいきいきと描いた屏風絵であり、学校法人関西大学の協力を得て再現する。天正長大判金は独立行政法人造幣局所蔵で、現存する世界最大級の金貨といわれるものである。

 また、上海万博大阪出展を広くアピールし、皆様に親しみを持って応援していただくために、シンボルマークを募集し始めた。募集期間が平成21年4月27日(月)〜6月5日(金)当日消印有効。最優秀賞1点(賞金10万円)、佳作5点(賞金1万円)を設置する。詳しい情報は大阪出展サイト(http://expo2010-osaka.jp/topics/0904/27_01.html)にアクセスください。

 関係者によると、大阪府・大阪市の共同出展ケース『環境先進都市・水都大阪の挑戦』は、ベストシティー実践区の住みやすい家の分野に属し、ベストシティー実践区のB4-1パビリオンにあり、展示面積が646平方メートル。提出されたケースデザイン案で、大阪は「清明上河図」に倣った空間をデザインし、「大阪上河図」で空間デザインをした。水のテーマをめぐって、その実施した環境共生型の都市建設理念を、スクリーン映像と写真などで紹介・説明し、来場者にこれまでの大阪の企業が研究・開発した住みやすい革新技術を展示する。同ケースの出展費用は約4億円で、そのうち、大阪府が1億円、大阪市が1億円、残りを経済界が出資する。また、同ケースは今年11月着工する計画だ。万博開催期間中、110万人が訪れる見込みだ。

(編集:曹 俊)

 
 
 

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