新華社北京発
1〜10月に、中国のソフトウエア輸出は同期比51.3%増の117億ドルに達し、伸び幅で収入のほうを20.3ポイント上回った。その中で、ソフトウエア・アウトソーシングサービスの輸出はやや減速し、10.1億ドルと、同期比47.2%伸び、幅で1〜6月に比べ23.3ポイントも下降した。11月30日、工業・情報化部から分かった。
工業・情報化部によると、悪い国際経済金融情勢に対して、1〜10月に、中国のソフトウエア産業は総じて勢いづくもので、収入増がやや鈍り、産業と地域構造調整が続いている。統計によると、1〜10月に、中国ソフトウエア産業は業務収入が合計6429.7億元と、同期比31%増え、伸びでは昨年同期を10ポイント上回ったが、1〜9月に比べれば1.8ポイント低い。
ソフトウエア産業の諸収入の中で、ソフトウエア製品は相変わらず重要な存在で、1〜10月に延べ2839.9億元と、ソフトウエア産業総収入の44.2%を占め、32.5%増え、伸びで昨年同期を13.8ポイント上回った。
しかも、ソフトウエア技術サービスも急ピッチで成長し、1〜10月に収入は合計1154.6億元と、同期比37.9%増え、伸びで全産業を6.9ポイント上回り、占める割合が18%に達し、昨年同期を1.4ポイント上回った。その中で、ソフトウエア・アウトソーシングサービスの収入は125億元と、81.5%伸びた。
1〜10月に、ソフトウエア産業は東部で安定成長を維持し、中西部で変動幅が大きい。東部で1〜10月に、ソフトウエア産業収入は合計5565.8億元に達し、全国のソフトウエア業務収入の86.6%を占め、同期比32.2%増えた。中西部では減速し、その中で、西部では業務収入は合計468.7億元と、同期比21%増え、1〜9月の伸びを15.1ポイント、東部の伸びを11.2ポイント下回った。中部のソフトウエア業務収入は合計395.2億元と、同期比27.9%増え、1〜9月の伸びを1.5ポイント下回った。
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