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今後1週間、悪意のあるWebページが毎日5000増加、専門家が注意喚起
2008 -11 - 21 8:38

 新華社南京特電 

 「360安全中心」の専門家は今後1週間、インターネット上で、悪意のあるWebページが1日平均5000程度増加すると、広範なPC利用者に注意を喚起した。  

  セキュリティ専門家によると、これらの悪意のあるWebページの大半はトロイの木馬を仕込んだもので、ユーザーがアクセスすると、PCはネットサーバーからトロイの木馬や広告プラグインソフトなど悪意のあるプログラムを自動的にダウンロードする。悪意のあるプログラムの一部はサイトのオーナーが所得増加を図り、一部のメーカーやハッカーと癒着して仕掛けたもので、一部はアクセス量が高いことで、ハッカーに狙われ、侵入された結果だ。これらのサイトにアクセスするユーザーのPCにはバグがあれば、しらずしらずにトロイを組み込まされ、はなはだしい場合、ネットゲームやQQなどのID・パスワードが盗まれても気付かなかったことになる。  

  瑞星公司のデータによると、2008年1月−10月、全国の8100万台余りのPCはウィルスに感染し、そのうち、トロイの木馬を仕込んだサイトで感染したPCは90%を超えた。2008年10月、瑞星がインターネット接続PC1万台を対象に行った調査の結果によると、これらのPCが毎日出合うトロイの木馬を仕込んだサイトはピーク時で8428に達し、最低でも1689ある。一つのPCが複数のトロイの木馬を仕込んだサイトにアクセスするケース以外に、毎日、平均30%のネット利用者はこうしたサイトにアクセスした。中国本土は世界でもトロイの木馬が最もはびこる地域の一つとなっている。  

  セキュリティ専門家は「見ず知らずのサイトに勝手にアクセスしないよう気をつけ、Webページを閲覧する場合、アンチウィルスソフトウェアを開き、リアルタイム保護を怠らず、システムとサードソフトウェアのバグを修復し、トロイの木馬の感染経路を断ち切る」と注意を喚起した。                         

 
 
 

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