中国唯一の国家級設計産業インキュベーター、上海設計産業インキュベーター（略は「創星園」）が張江でオープンした。今はすでに動画・漫画・ゲーム設計、衣装設計、工業品概観設計など多様な設計類企業が利用事項について商談を進めている。このほど中国国際航業博覧会国際工業設計フォーラムから分かった。

　3.8万平米別荘式オフィスビルの創星園は、「専門インキュベーター+天使投資+創業アドバイザー」の様式で運営され、集積化インキュベーターサービスプラットホームと共有環境を目指している。しっかりしたビジネス計画のある、特にすでに国内外の資金運営会社に見込まれた設計企業に対しては、政策優遇、税収減免、財政支援からレンタル料金補助、天使投資資金、人材養成、情報技術設備支援まで一連のサポートを与える。また、同インキュベーターに導入された企業はさらにハイテク企業と認定され、相応する待遇を享受できる。

　「政府とハイテクパークからの支援があってこそ、優秀な設計企業が無料でも利用できるようになったのだ」創星園総経理の兪中華の紹介によると、誘致の対象となる設計企業は、独立の工業設計企業でも、大中型企業の拡張で独立された設計部門でもよく、設計企業の所属業界に対しても制限がないが、ただし、登録資本金は500万元以下となっている。