中国、コンゴ民主共和国第8回経済貿易協力委員会議は、28日、コンゴ民主共和国の首都キンシャサで閉幕した。
閉会式は中国商務省の鐘山次官とコンゴ民主共和国のレイモンド・チバンダ計画副大臣が共同で主催した。
鐘山次官は、「前回の会議から両国は経済貿易の多くの分野で協力を展開してきた。中国の統計によると、2008年の両国の貿易額は18億ドルを突破した。また、中国は出来る限りの援助や融資を提供してきた。さらに、両国の企業は、インフラ整備の上での協力も積極的な進展を遂げている」と述べた。
レイモンド・チバンダ計画副大臣は、中国が長期にわたってさまざまな援助を提供してくれたことに感謝の意を示した上で、中国と経済貿易での協力を重視しているという政府の立場を示した。また、「ここ数年、両国の経済貿易協力はすさまじい発展を遂げている。われわれは中国と共に、こういった協力をより拡大すると共に、各分野での協力もより強化していきたい」と述べた。
このほか、双方は、今後この委員会議の体制をより生かして、意思疎通や連絡を強め、合意の内容の実施を促していくと確認した。そして、中国は4000万元の無償援助を提供する関連協定に調印した。
(中国国際放送局)
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