フランスやブラジルなどのメディアは、2日終了したロンドンサミットの収めた成果が予想より大きいこと、そしてサミットでの中国の役割の重要さを認めている。
フランスの新聞『ル・モンド』のウェブサイトは、「中国は世界の新秩序確立で主役的地位を示した」と題する文章を載せ、「中国はこれまで様々な国際ハイレベルの会合で活躍している。胡錦涛主席は自信に満ちた表情で今回サミットの焦点となった」としている。
フランスの新聞『ラ・トリビューヌ』は「中国は強力な代表団を派遣し、サミット開催前に既に外交活動を展開している。また、中米両国の首脳会合も人々に注目された。これは、中国の実力が日増しに強くなっていることの現れだ」と示している。
ブラジルの新聞「グローブ」は「各国首脳は最後に、経済復興に効果的な正しい政策を採択した」と書いている。
また、ブラジルの新聞「サンパウロ」は「金融危機で最大の影響を受けた国への支援額と国際貿易への支援額1兆1千億ドルは経済の復興にとって非常に重要だ」としている。
(中国国際放送局・日本語放送)
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