中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は27日北京で、中国を訪問中のロシア連邦委員会のメゼンツェフ副議長と会談を行った。

　呉邦国委員長はその中で、中ロ関係を積極的に評価し、「中ロ間の戦略的なパートナーシップが設立されてから、両国のハイレベルで密接な付き合いが続き、経済協力が盛んに発展してきた。地方政府間の協力も新たな進展を遂げた。両国は国際問題と地域問題に対する協調と協力を維持しており、中ロ関係の発展が安定期と成長期に入った。中ロ双方は国交樹立60周年とロシア語年を祝賀するイベントを契機に、政治の相互信頼と戦略的な協力を強化しながら、中ロ関係の前向きな発展を推し進めていく必要がある」と述べた。 　

　メゼンツェフ副議長はこれに賛同し、「中国が中ロ両国の関係発展それに上海協力機構のメンバー国間の関係発展に尽くした努力に感謝する。ロシア連邦委員会が、中国の全人代との交流、協力を強化し、中ロ間の戦略的なパートナーシップの促進に新たな貢献をささげたい」と述べた。

（中国国際放送局）