新華社北京発
商務部の姚堅報道官は16日、「米国は中国製加工食肉の輸入を禁止すれば、中米貿易環境に影響を与え、貿易政策の行方を左右することになる」と語った。
米国2009年予算案第727条は「この法に基づいて提供する何の予算も米国の中国製家禽肉加工品輸入を認めるルールの制定や執行に向けてはならない」と定めている。
姚堅報道官はまた、「米国会で予算案727条は政府資金の使い方を制限する形で中国製家禽肉加工品を排除し、中国家禽肉企業の生産や経営に甚大な影響を与え、その裏側にある農民の生産や生計にも影響を及ぼしている」と語った。
同報道官はまた、「商務部はそれをかなり重視している。本人もそれについて2度発言した。商務部の関係担当者は在中国米国大使館の公使と折衝、意思疎通を行った。在WTOの中国大使は在WTOの米大使と掛け合った。中国はまた、外交ルートを通じて折衝を行った」と語った。
同報道官は「貿易は共益のものである。米国は中国製加工食肉の輸出を禁止すれば、双方の貿易環境に影響を与え、貿易政策の行方を左右することになる。だから、中国はこの問題について引き続き折衝を行う方針だ」と注意を促した。
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