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09年「ネットワーク時代の中日関係」セミナーの開催を
2008 -12 - 23 15:00

 中日新聞社出版開発局出版部長の川村範行氏が昨今、上海市人民対外友好協会常務副会長汪小ジュ(樹の木へんをさんすいに)氏を訪問し、中日間の相互理解・交流活動について討論を行った。両氏は中日友好の現状と問題、両国の民間交流活動、そして中日友好を推進するための措置などを巡り意見交換した。

 汪会長は、ここ数年、特に今年、中日友好の交流活動がとても多い、中日青少年の交流も増えていた。例えば、この前の日本社会教育団体ベルポ会と上海市対外友好協会により共同開催された「中日児童絵画展覧」、日本歌手川中美幸の上海公演などがあった。上海は大阪、横浜、長崎と友好都市であるため、中日関係が非常に密接で、貿易のほうがもちろん、民間的の交流も多い。しかし、エネルギー・環境保護・食品安全・社会福祉・教育文化などのほうがまだ不足で、民間活動を通して、これらについての交流を推進するようにと、話した。  

 「中日交流の一つの重点はマスコミである。」と汪会長が表明した。調査によると、今年は日本国民の中国に対する好感度が最低であるという。「今年の中日交流がとても密接なのに、なぜ好感度が却って低くなるのか。」と疑問を呈した。その原因は、多分今年何回もの食品安全問題と両国関係の弱さにかかわり、そして、マスコミのマイナス面の報道もある程度の影響を与えたと分析する。両国のマスコミは双方の交流を強めて、国民に正しい観点を導く必要があると、汪会長が強調。

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川村範行氏と会談する上海市人民対外友好協会汪小ジュ常務副会長(右)

 2010年上海万博も一つの重点である、そして、どのように愛知万博とつなぐか、どのように万博を通して都市間の交流を推進し、友好交流活動を展開するかについて、汪会長と川村氏が討論を行った。

 汪会長はまた、中日間のネット交流を強めて、ネットユーザーの交流ではなく、従業員間の交流を強めることを提案した。今、ネットの管理はまだ問題が残っていて、誰でも意見を出すことができ、ある程度の主観性がある。ネットでの言論と意見はただ一部分の民衆の意見で、両国すべての民衆の意見ではない。中日のネットは、中日間の理解を推進し、交流を強めて、ネットユーザーに一つのよりよい中日発展の環境を与えると呼びかけた。

 汪会長はさらに、09年「ネットワーク時代の中日関係」セミナーの開催を提案した。

(毛玉潔  章坤良 写真も)

 
 
 

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