ニュース 上海概観 生活情報 ビジネス情報 留学
 
トップページ>>ニュース>>文化芸能
 
遼寧省内の明時代の長城は四割が破損
2009 -4 - 30 9:10

新華社瀋陽特電

 遼寧省文物局は28日に遼寧省内の明時代の長城資源への調査結果を発表した。遼寧省内の明時代の長城は全長1200キロメートルあまりだが、現在残っているのは700キロメートルあまりで、約500キロメートルが破損でなくなった。  

 遼寧省内の明時代の長城は遼東鎮長城と薊鎮長城の二つの部分に分けられる。遼東鎮の長城は、丹東市虎山から綏中県錐子山までで12の市の32の県(市、区)を経由し、全長1200キロメートル超。薊鎮長城は、綏中県李家郷新堡子村から綏中県加碑岩郷旧関村までで全長10キロメートルあまり。そのほかに多くの単体建築もある。敵台が508箇所で、のろし台が541箇所、城が104箇所。そして居住遺跡、採石場など71箇所を発見した。  専門家によると、明時代の遼東鎮長城は著しい地域特徴を持ち、厳しい防御体系があり、地元の事情に基づいた建築構造を成している。遼寧省内の明時代長城の遼東の城壁は土でできた城壁、石を積み上げた城壁、山間に建築した城壁、川辺に建築した城壁に分けられる。遼東地域で調査した遺跡から見ると、清時代の柳枝城壁重合部分は明時代の木柞の上で修築した城壁の可能性が高く、明時代の側壁と清時代の柳枝城壁の関係の考察に新しい情報を提供した。  

 専門家は、遼寧省内の長城資源調査は一部の学術問題に力強い証拠を提供したと強調する。例えば明時代長城の東部の起点に関してずっと異議があったが、今回の調査結果と考古資料を総合した結果、遼東長城の東部の起点は丹東市虎山であることが確認された。

 
 
 

このウェブサイトの著作権は東方ウェブサイトにあります。掲載された文字や画像などの
無断転載は禁じられています
本ページにについてご意見やご感想はtoukou@eastday.comまでお送りください