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質検総局、新版「出入境健康説明カード」発足
2009 -5 - 19 8:36

新華社北京発 

 国家質量監督検験検疫総局スポークスマンの李元平氏は17日「質検総局所属の税関出入境検査検疫機構は5月18日から新版「出入境健康説明カード」を発足させるように要求した」と説明した。  

 インフルエンザA(H1N1)の予防制御に力を合わせるために、「出入境健康説明カード」を改訂したものだ。中国での7日の日程と詳細で確実な連絡先、連絡電話、旅行方式、フライト・ナンバー(列車・船番号)を含めて新項目を増設するほかに、入国人員の申告症状を8種から11種に増加することになった。  

 インフルエンザA(H1N1)潜伏期は2日〜7日であるため、税関の検査検疫は発病した患者を確認できるが、しかし、潜伏期にあり、症状のないウイルス感染者を発見し難い。確認病例3人が入国した際、詳しい体温検定と医学巡査を受けたが、しかし、異常な症状が発見されなかった。  

 インフルエンザA(H1N1)の拡散に有効に対応するために、連合予防制御メカニズムをもとに関係部門は3つの防御線を設けた。一、検査検疫を厳しくし、健康説明カードに詳しく書き込むこと。二、国内旅行における検疫検査を強化、駅、埠頭、乗り物で体温測定を実施する。三、発熱患者に対する病院発熱診療所の選別を強化する。  

 また、入国人員が真実で正確に入国後の日程と連絡方式を書き込むことを要求したのはいったん発病者を発見したら、衛生部門と関係部門は健康説明カードに記入されてあるデータによってタイムリーに密接接触者を見出し、早く隔離観察を実施、有効に伝染を防ぎ、最大限に疫病リスクを軽減するところにねらいがある。

 
 
 

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