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『国務院の福建省海峡西岸経済圏建設加速に関する意見』が発布
2009 -5 - 18 9:05

新華社北京発

 中国政府ネットは14日、『国務院の福建省海峡西岸経済圏建設加速に関する意見』を掲載した。同『意見』で、海峡西岸経済圏は両岸人民交流・協力の先行実験区域、周辺地域に対応する新たな対外開放ルート、東部沿海地方の先進製造業拠点、中国の重要な自然・文化・旅行センターと位置づけられる。  

 同『意見』は「福建省の海峡西岸経済圏建設加速の戦略的な意義を自覚し、支持し、全体的な要求と発展目標を明確にする」、「独特な対台湾の強みを生かし、両岸交流協力の最前線を目指す」、「近代的な基盤整備加速、発展保障強化」、「独自革新能力増強、産業構造高度化推進」、「域内のバランスよい発展統括、連動融合促進」、「改革開放全面深化、社会経済発展原動力・活力増強」、「社会事業発展加速、社会調和促進」、「エコ文明建設加速、社会経済の持続可能な発展実現」、「組織指導強化、保障策実行」の9部分、32条、計1万文字余り。

 同『意見』によると、海峡西岸経済圏は東部が台湾と一つの海峡を挟み、北部が長江デルタと向かい合い、南部が珠江デルタと接し、中国の沿海経済地帯で重要な一部で、地域経済で重要な位置を占める。福建省は海峡西岸経済圏で主体という地位を占め、台湾と地理的に近く、血縁があり、文化が通じ合い、ビジネスがつながり、法律に共通点があり、独特なメリットがある。  

 海峡西岸経済圏の建設において、科学的な発展観を貫徹し、中華民族の中核利益を守り、祖国統一の大局的な見地から両岸関係の平和的な発展というメーンテーマを掴み、両岸の交流や協力を推進し、両岸の共益や共勝ちを促進し、海峡西岸経済圏を、経済が発展を持続し、文化がより栄え、総合力が常に向上し、民衆が安心に住み、仕事を楽しむ調和の取れた地域にし、全局により大きな貢献をする。  

 2012年、海峡西岸経済圏は構造改善、効果向上、消費削減、環境保全の上で、一人当たりの域内総生産は東部地域の平均水準に迫るか、もしくはそれに達し、一部の分野で全国の先頭を行くよう努める。両岸三通「直接の通商、通航、通信」に対応するルートはでき、両岸人民交流協力の最前線という機能は際立つ。2020年、海峡西岸経済圏は活力に満ち、効率的で、より開放的、科学的な発展に有利なメカニズムを構築する。福建と台湾との経済融合は常に強まり、両岸の共通発展を促進する。

 
 
 

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